【ネリカ米】アフリカの希望とも称されるネリカ米って何?

協力隊活動

Bonjour!!

本日も停電の中パソコンをカタカタと叩いております。Takaです。久々の更新となってしまいました。停電のせいにでもしておきます。

最近停電多いんだよなー。

日本で生活していれば当たり前のように電気が使え、蛇口を当たり前のようにひねれば水がでますがここアフリカの地ではそうはいきせん。

ありがちな「私不憫ですよ自慢」を例にも漏れず私も呟いていこうとおもいます。すいません捻くれ者で。こういうとこあるんです。(笑)

さて、今回は「ネリカ米」(New Rice For Africa)について調べてみました!!

というのも自身の活動の一環として「ネリカ米」の普及活動を行おうと考えているからなんです。まぁ元々要請にもあって、配属先からもネリカ米という言葉がよく出てきていました。ウガンダでネリカ米に関する在外研修があり、事務所の同僚を連れて参加する予定になっています。そこで差し迫った研修を前に、ネリカ米の情報収集の意味を込めブログを書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

ネリカ米とは?

ネリカ米は英語でNew Rice For Aricaと称され、アフリカで発明されたお米の一種です。日本ではその頭文字をとってNERICA(ネリカ)米と呼ばれています。

学生時代に開発経済学を専攻し、アフリカ諸国に関する講義を受けていた時に何度か聞いたことがありました。その時の印象は

「なんか、すげー米があるらしいアフリカには」

くらいのもんでした。(笑)

まさか自分が携わることになるとは。

なんでも、乾燥や害虫に強い「アフリカ米」と収穫量の多い「アジア米」を掛け合わせて開発されたそう。

そんな素晴らしいお米が開発されたもんだから、食料自給率や食料不足が深刻とされているアフリカでの普及にJICAが関わるようになりました。今でもJICAの専門家が中心となって普及活動に取り組んでいます。

ネリカ米は誰がいつ発明したの?

1994年。「アフリカの救世主」「アフリカの希望」と呼ばれるネリカ米が誕生しました。発明者はシエラレオネ出身のモンティ・ジョーンズ博士。 

西アフリカ稲開発協会(現アフリカ稲センター、WARDA)に所属し、長年、稲作研究プログラムに貢献されてきた方です。

先ほど少し触れた通り、

乾燥や害虫に強い「アフリカ米」と収穫量の多い「アジア米」の両方の良いとこ取りでネリカ米は開発された訳ですが、口にするのは簡単だけど、実際に作れてしまうのはマジで凄い。

ネーミングセンスも◎です個人的には。(笑)

ネリカ米が注目される理由は?

そんなネリカ米ですが、なぜこれほどまでに注目されているのでしょうか?

それは以下の3つが大きな理由となっています。

  • ネリカ米は畑での栽培が可能
  • ネリカ米は農薬や肥料の必要量が少ない
  • ネリカ米は短期間で収穫が可能

少し詳しく見ていきます。

ネリカ米は畑での栽培が可能

普通お米といえば水田で育てられるイメージを持たれる方が多いかと思います。僕もカメルーンに来て自分の目で見るまではそうでした。

ネリカ米は下記の写真のように畑で育てることができます。

ちなみに畑で育てることができるものを「陸稲」

田んぼで育てることができるものを「水稲」と言います。

水へのアクセスが良くないアフリカ諸国。他の野菜同様に畑で育てることができるネリカ米は、現地住民にとっても栽培に着手しやすい。この特性が注目されている理由の一つであることは間違いないです。

ネリカ米は農薬や肥料の必要量が少ない

もちろん、農薬・肥料が全くのゼロで、すくすくと育つわけでは無いです。特に肥料に関してはあるに越したことはありません。

でも、現地で育てられるような伝統的なお米と比べると農薬・肥料の必要量は圧倒的に少ない!!そして、万が一これらが無かったとしても、ネリカ米は現地のお米と比べても収穫量は多くなります。

ネリカ米は短期間で収穫が可能

ネリカ米が、種を蒔いてから収穫するまでに要する期間は90-110日と言われていて、他の品種よりも1ヶ月ほど早く収穫することが可能です。

なので、梅雨の時期の短いエリアでも栽培ができちゃいます。

しかも、北アフリカを除くアフリカ圏では降水量の変動が激しい。短期間で収穫まで可能であるネリカ米は、この降水量変動のリスクを抑えることができる有望なお米なのです。素敵ですね。

ネリカ米普及の活動計画

自分の思い描いている活動計画ですが、備忘録としてここに書きたいなと思います。興味ない方はスッ飛ばしてください。

ウガンダでの研修後は、任地でセミナーを開催。すでに、米の栽培に興味があり、かつポテンシャルのありそうな農家さんをリストアップしております。

話を聞いてると過去にチャレンジはしてきたけど、鳥害などの影響もありうまく栽培できなかったそう。お米栽培はそれなりに労力が必要になるので、最初のターゲットは栽培できる能力がある人材に限られてしまいます。任地全体に浸透していくまではまだまだ時間がかかりそう。まずは成功事例を作ることが先決です。計画の概要は以下のとおり。

ネリカ米セミナー開催

人集めは同僚の得意分野。顔はめちゃめちゃ広いので。すでに能力のある農家さんに目星をつけております。2020年2月をめどに開催したいなと考えています。

ネリカ米の生産者組合を作る

→ここ重要。直面している課題や成功事例を共有するためのコミュニティは必要不可欠。配属先ともここに関しては話し合いを重ねてきました。

また、収穫したものをまとめて組合として販売することで買い手に対する販売力も持つことができるし、配送料も個人で販売するよりは抑えられしデメリットはないはず。

組合リーダーを決定し、国内にある研修センターに連れて行く。(希望)

悪魔でも希望これに関しては。

カメルーン国内にJICAが運営する研修センターがありまして、願わくはそこに生産者リーダーを連れて行き研修を実施したい。やっぱり実際に栽培をしている現場に行き目で見て、感じる部分は多いと思うんです。

ここはまだ事務所と要相談です。

収穫から販売までのフォローを行う。

ここも頭の中では描いてはいるんですが、非常に難しい。

まず、ど素人の僕でも挙げられる懸念材料としては、

①収穫してから精米するための機械は導入するのか否か
②導入するとしたら費用負担は?機械の管理体制も整えないと。
③販売先の選定はどうするのか

細かく挙げればキリないんですが(笑)

手作業で精米するという選択肢も無くはないですが現実的ではないし。購入するにも費用もヤバそうだし。。買っても壊れたら誰が誰のお金で直すねん。。。

販売先の選定は、基本的には近隣の市場に持っていく形ですが、そこは現地をよく知る地域住民に任せようと思います。後に各生産者グループに売り先を聞きリスト化することで、より高値で換金できる販売先を見極められればなぁーと。

〜終わりに〜

2年のスパンで考えていかなきゃいけない大きな取り組みになりそうです。まあそんなに上手くいか無いのは百も承知。実は以前開催したキノコ栽培あんまりうまくいってません。しんどい(笑)

僕の任期間では収まりそうにないので、次にここの任地に来てくれるであろう協力隊員に引き継げるようにしっかりと体制を整えていく所存です。

協力隊ってここの引き継ぎがあんまりうまく行ってない状態がよく見受けれられるんだけど、1月くらい次の隊員と任期被らせて欲しいな〜。それなら引き継ぎ楽なのになぁ。協力者も繋げれられるのになぁ。なんて思っています。

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