Bonjour。
本日は活動にまつわる話を少しさせていただきます。題名にある通りで、日本国内でも注目急上昇中のスーパーフード。
「モリンガ」

栽培スタートいたします!!
皆様ご存知でしょうか?奇跡の木、生命の木、緑のミルクと様々な呼び方をされ、今日本でも存分にもてはやされまくっている植物です。
私が在籍している会社がモリンガ商品を社内向けに試験販売を始めたのが、私がモリンガを知ったきっかけ。

「とにかく凄いらしい」
そう会社の上司が、何が凄いかを圧倒的に無視して力説していたのを鮮明に覚えています。その上司のおかげもあって兼ねてからカメルーンに赴任したら栽培に取り組んでみたいなと考えており、そしてやっとこさ「モリンガ栽培」をスタートさせるに至りました。
個人的にはモリンガには大きな可能性を感じていて、ゆくゆくは活動の主軸として行っていけたらな〜とぼんやりと考えている所存でございます。
モリンガって何?モリンガの効能
まずは、モリンガって何なの?というところから。
原産はインド。その原産国インドが最大の生産量を誇りますが、
暖かい場所かつ水がなくても育てやすいモリンガはアフリカ諸国でも盛んに生産されています。ここカメルーンもその国の一つ。
体に良さげな成分がたくさん
カルシウムは牛乳の20倍
鉄分はほうれん草の6倍
ビタミンCはみかんの7倍

なんか聞いてると凄い体によさそうな感じがする〜〜!!
注目されるだけのことはありますね。
二酸化炭素の吸収量がすごい
環境を配慮した植林活動が企業のCSRの一環として盛んに行われているのを最近よく目にしますが、それは植えられた木々がz
「空気中の二酸化炭素を吸収して酸素を供給できるから」
これが大きな理由です。地球温暖化防止に繋がると言われています。
それではここでモリンガの木の二酸化炭素吸収量をご覧ください。エグいです。笑

一般植物の20倍だそうです。
いや、これからモリンガの木植えよ。
水の浄化作用もあり!!
おいおいと。モリンガの種には浄化作用まであるとのこと。
なんと水中の不純物の90〜99%も除去されるらしい。
浄化作用を検証した動画を発見しましたので参考までに貼っておきます。
モリンガ栽培の様子
モリンガは厳しい環境にも負けない生命力の強い植物です。
寒さは苦手ですが、暖かいエリアでは良く育つ!!
「水は多くは必要としない」
「肥料も基本なくても育つ」
農作物の土地環境が恵まれているとは言いがたいアフリカの地カメルーンでも問題無く育てることができます。今回は種子を購入し、育苗するところから始めることにしました。(苗も売られてます)

①まずは種を一晩水に浸します。

②周りの皮を割る (種をきづつけそうなときはしない方がいい。みたいなので僕はしてません笑)
③育苗ポットに入れる

1メートルくらいの高さになると葉っぱの収穫が可能になるとのこと。
種まきから収穫までは約3ヶ月位かかります。
挿し木での栽培も可能とのことなので、
並行してモリンガの苗も買ってきて早めに育てて試したみたいと思ってます。
とりあえず。行く末を見守ります。
モリンガ栽培の今後の活動動向
ゆくゆくはモリンガの苗を管轄の地域住民に配布していき、
生産→加工→販売
この流れを住民達と共同して行っていきたいなと思っています。現状ここカメルーンで加工販売されているものは下記の写真のようにモリンガの葉を粉末状にしているものがあったり、

後は、石鹸に練りこんでモリンガ石鹸として販売されてたり。。。
カメルーンでは見たことありませんが、近隣諸国のマラウィではマラリア予防としても嗜まれていて、モリンガティーのなるものが販売されているとのこと。
活動としては今後も期待できそうな予感です。
終わりに
この記事を書くために色々調べてましたが、ここカメルーンでのモリンガ栽培の可能性を強く感じました。
僕自信も楽しんで活動は進めていけそう!!昔から現地の人から親しまれていると言うこともあって需要が無いわけではない。モリンガの効用を視覚化して普及活動に努めることで、まずは管轄地域の需要を底上げし、最終的には管轄の村を集めたモリンガの販売組織なんて作れちゃったりしないだろうか。
そこに何人かの仲買人を繋いで販売ルートを構築なんてできちゃったらどうでしょう。
って思ってたら、今住んでる家の真裏で、モリンガの木を発見。
家に突撃訪問して話を聞いて見ました。 栽培しているおじいちゃんがめちゃくちゃ良い人で色々話し込んでいたんですが、
なんと、粉末にするまでの加工作業も行っているとのこと。
粉末にするまでの作業が結構難しいと先輩隊員から聞いていたのですが、幸運にもこんな近所に協力者を発見。このエリアでそこまでやってるのはここのおじいちゃんだけらしい。

「これは、もうやるしかない」
そんなに甘くないはの重々承知をしてはおりますが、目標を建てるのは大事だよね。カメルーンに来て2ヶ月ちょっと。焦らずじっくりと活動を進めていきたいなと思います。
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